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業界情報

遠心分離機の繊維分野への実際の用途|おすすめ遠心機を紹介

遠心分離機は繊維産業においてガラス繊維や魚網、化学繊維などの製造に欠かせない役割を果たしています。

この記事では遠心分離機が繊維分野でどのように活用されているか、具体的な利用方法を紹介します。

また繊維分野での遠心分離機の選び方も解説するので、ぜひ参考にしましょう。

遠心分離機とは

遠心分離機とは回転するバスケットに物質(固液の混合物)を入れて、遠心力によって固体と液体を分離する装置です。

遠心分離機は繊維分野だけでなく化学、食品、医薬、環境などのさまざまな分野で活用されています。

関連記事:遠心分離機(遠心機)とは?仕組みや構造、おすすめの機種について解説

遠心分離機の繊維分野での利用方法

遠心分離機の繊維分野での利用方法は、大きく次の3つです。

  • 繊維の洗浄

  • 繊維の脱水

  • 繊維用顔料・染料の製造

それぞれ解説します。

繊維の洗浄

繊維の洗浄工程では、原料となる天然繊維や化学繊維に付着した不純物や油脂分を取り除くことが重要です。遠心分離機を使用することで、水や洗剤を用いて繊維を効率的に洗浄できます。

回転数や時間、温度などを適切に設定することで、繊維のダメージを最小限に抑えながら、高い洗浄効果を得ることができます。具体的には遠心分離機に繊維と洗浄液を入れ、高速回転させることで、遠心力によって不純物を分離します。

繊維の脱水

洗浄後や染色後の繊維は、多くの水分を含んでいます。遠心分離機を用いることで、短時間で繊維に含まれる水分を効果的に除去できます。

脱水の際には遠心分離機のバスケットに繊維を投入し、高速で回転させます。この際、遠心力によって水分が繊維から分離され、排液口から排出されます。回転数や時間を適切に設定することで、繊維の種類や量に応じた最適な脱水が可能になります。

繊維用顔料・塗料の製造

繊維用の顔料や塗料の製造においても、遠心分離機が重要な役割を果たします。顔料や塗料の原料を濃縮や分離を行う際、遠心分離機を用いることで、わずかな比重差であっても分離・回収が可能です。遠心分離機の利用により顔料や塗料の品質が向上し、繊維への染着性や発色性が高まります

繊維分野での遠心分離機の選び方

繊維分野で遠心分離機を利用する際は、次の4機種から考えるようにしましょう。

  • 手動式バスケット型遠心分離機:スラリの量が少ない

  • 自動式バスケット型遠心分離機:スラリの量が多い、作業性を上げたい

  • 横型連続式(デカンタ型)遠心分離機:比重差の小さいスラリの処理が必要

  • ろ過乾燥機:一台で乾燥まで行いたい、クロスコンタミを抑えたい

手動式バスケット型遠心分離機

バスケット型遠心分離機は回転するバスケット内にスラリを投入し、遠心力で固体と液体に分離する装置です。小ロットの繊維サンプル・染料の処理に適しています。

バスケット型遠心分離機は操作が簡単でメンテナンスも容易です。タナベウィルテックでは、バスケット型遠心分離機の中でも800G前後の装置を取り扱っています。

バスケット型にはろ過分離を行う「有孔壁」タイプと沈降分離を行う「無孔壁」タイプがあります。

バスケット型遠心分離機の詳細はこちらから

自動式バスケット型遠心分離機

自動式バスケット型遠心分離機は手動式バスケット型遠心分離機と同じ原理ですが、分離後に自動で固体を掻き落とす機能が付いているタイプです。比較的スラリの量が多い場合に威力を発揮します。

手動式と比較し構造が複雑になりますが作業効率は高くなります。

(3分26秒〜)

バスケット型遠心分離機の詳細はこちらから

横型連続式遠心分離機

横型連続式(デカンタ型)遠心分離機は、上記バスケット型のろ過分離と異なり、沈降処理を行う遠心分離機です。沈降分離なので固体・液体の比重差があれば微粒子であっても分離~回収が可能です。

横型連続遠心分離機では顔料・塗料の製造の際、スラリを連続的に供給しながら、遠心力で水分や不純物を分離します。

またこの遠心分離機は連続式なので処理能力が高く、生産性の向上に大きく貢献します。連続式とバッチ式の違いについては下記の記事を参照ください。

関連記事:バッチ式遠心分離機とは?連続式との違いやおすすめの用途についても

デカンタ型遠心分離機についての詳細はこちらから

ろ過乾燥機

ろ過乾燥機(TR-F型)はスラリ状の原料を一台でろ過・乾燥が可能な装置です。

まず原料スラリを投入し、ろ液と固形分(ケーキ)に加圧ろ過により分離します。次に必要に応じてケーキの洗浄を行い、その後真空乾燥を行います

ろ過・洗浄・乾燥を一つの缶体内で行えるため、工程毎に装置を変える(固体を移送する)必要が無いためクロスコンタミを抑えることが可能です。ろ過乾燥機は食品、電子材料、製薬業界などでも使用されるほど、信頼性の高い機械です。

ろ過乾燥機の詳細はこちらから

遠心分離機ならタナベウィルテックへ

この記事では繊維分野での遠心分離機の活用方法とおすすめの遠心分離機について紹介しました。利用用途やご要望によって必要な遠心分離機が異なるので、遠心分離機の選び方についてお悩みであれば、タナベウィルテック株式会社までお気軽にお問い合わせください。

タナベウィルテックでは遠心分離機の導入を検討している企業や研究機関の皆様へ、多岐にわたる産業での実績をもとに、最適な遠心分離機選びや導入のサポートを行っています。

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